2014年 11月 07日
柳川ロータリービル 最後の晴れ姿 |
「柳川コロッセオ」(と私は勝手に呼んでいる)こと「柳川ロータリービル」が、今ちょっとだけ注目の的(?)になっています。「IMAGINEERING /OKAYAMA ART PROJECT」という岡山市が主催するアートイベントで、会場の一つとして使われているのです。

柳川ロータリービルとは、以前にもこのブログで取り上げましたが、桃太郎大通りと柳川筋との交差点という岡山市で最も目立つ場所に建つお馴染み老朽ビルのことです。開発話が進んで近く取り壊されるという噂を耳にし、ついに・・・と、残念な気持ちでいました。
そうそう、取り壊されるといえば、奉還町の「スターハウス」こと旧警察官舎は、ついに更地になったようですね。合掌・・・。8月末頃覗いた時はまだあったものの、囲いが張られてもう入り込めなくなっていました。9月には取り壊し工事が始まっていた模様。壊されている最中に行けば、内部が垣間見れるかな、とも思いましたが、なんか空しくて見に行けませんでした。
柳川ロータリービルのほうは、ついに年明けくらいには取り壊しが始まるそうです。既に開発業者が買い取っており、高層のマンションになるとか。建て替えは仕方ないにしても、せめて、表通り側低層階だけは元のビルの弧を描いたデザインを踏襲するとかして、柳川ロータリーのお馴染みの景観に敬意を表してくれたらな・・・なんて思っていましたが、設計デザインを見たことのある人の話だと、普通のビル・・・とのことです。潤沢な資金のある東京あたりの再開発話ならともかく、不景気な今日、地方都市でそんな余裕のある建建設事業なんて無理なんだろうなぁ。残念ですが・・・。
柳川ロータリービルは、戦後の岡山で鳴り物入りで建てられた、当時は最先端を行く再開発ビルだったそうです。完成当初は各地からの視察団が相次いだとか。今の廃墟じみた姿からは想像もつきませんが・・・。私はコロッセオを連想したけれど、「クーロン城(九龍城砦)」と呼ぶ人もいるようです。香港にあった巨大スラム街ですよね。このビルは裏から見たほうがスゴイ。遺跡感というか、ツギハギ感というか・・・。

ところで本題ですが、岡山城や後楽館高校の旧校舎など岡山中心部の何か所かを会場にして、現代アートを展示するという催しが、11月2日から12月25日まで開催されています。柳川ロータリービルもその会場の一つとして使われると聞き、さっそく見に行ってきました。1回正面の4店舗分ほどがインフォメーションコーナーと展示場になっていました。もともと少し前までは美容院や工務店など普通のお店が入っていたスペースなので、とりたてて変わった感じではありません。2階とかもっと奥まった部分が使われるのかと思った・・・。
スタッフの方のお話では、ここを買い取った開発業者の好意で1階の一部を自由に使わせてもらえることになったそうです。どうせまもなく壊すから、好きに使っていいよ、ということらしい。開発されてしまうのは残念ではありますが、旧警察官舎のように人知れずひっそり消滅するより上等な最期かも。旧警察官舎のほうは、かつてイベントに使いたいと打診した人もいたと聞いていますが、全く脈なしだったそうですから。

スタッフさんによると、このビルは1階が店舗で上階が住宅という造りなのだそうです。これだけだったら今もよくあるありふれた複合ビルですが、説明を聞いて驚いたのは、もともとは1階で店舗を営んでいる人がその真上に住むという形だったという点。縦割りでその部分の所有者(地権者)だったそうです。テナント方式じゃなかったんだ。自営業のお店が合同で建てたということなんですね。縦割りなので、どうやら一つの入り口・階段からは、一定の範囲にしかアプローチできないという造りらしい。
あと2か月ほどの命というこの建物、最後に目に焼き付けておきたい方は、どうぞ今のうちにアート鑑賞がてら、訪れてみてください。ただし、上階にはまだ住んでおられる方がいらっしゃるそうなので、くれぐれも外観と展示場のみの見学で、お願いいたします。




柳川ロータリービルとは、以前にもこのブログで取り上げましたが、桃太郎大通りと柳川筋との交差点という岡山市で最も目立つ場所に建つお馴染み老朽ビルのことです。開発話が進んで近く取り壊されるという噂を耳にし、ついに・・・と、残念な気持ちでいました。
そうそう、取り壊されるといえば、奉還町の「スターハウス」こと旧警察官舎は、ついに更地になったようですね。合掌・・・。8月末頃覗いた時はまだあったものの、囲いが張られてもう入り込めなくなっていました。9月には取り壊し工事が始まっていた模様。壊されている最中に行けば、内部が垣間見れるかな、とも思いましたが、なんか空しくて見に行けませんでした。
柳川ロータリービルのほうは、ついに年明けくらいには取り壊しが始まるそうです。既に開発業者が買い取っており、高層のマンションになるとか。建て替えは仕方ないにしても、せめて、表通り側低層階だけは元のビルの弧を描いたデザインを踏襲するとかして、柳川ロータリーのお馴染みの景観に敬意を表してくれたらな・・・なんて思っていましたが、設計デザインを見たことのある人の話だと、普通のビル・・・とのことです。潤沢な資金のある東京あたりの再開発話ならともかく、不景気な今日、地方都市でそんな余裕のある建建設事業なんて無理なんだろうなぁ。残念ですが・・・。
柳川ロータリービルは、戦後の岡山で鳴り物入りで建てられた、当時は最先端を行く再開発ビルだったそうです。完成当初は各地からの視察団が相次いだとか。今の廃墟じみた姿からは想像もつきませんが・・・。私はコロッセオを連想したけれど、「クーロン城(九龍城砦)」と呼ぶ人もいるようです。香港にあった巨大スラム街ですよね。このビルは裏から見たほうがスゴイ。遺跡感というか、ツギハギ感というか・・・。

ところで本題ですが、岡山城や後楽館高校の旧校舎など岡山中心部の何か所かを会場にして、現代アートを展示するという催しが、11月2日から12月25日まで開催されています。柳川ロータリービルもその会場の一つとして使われると聞き、さっそく見に行ってきました。1回正面の4店舗分ほどがインフォメーションコーナーと展示場になっていました。もともと少し前までは美容院や工務店など普通のお店が入っていたスペースなので、とりたてて変わった感じではありません。2階とかもっと奥まった部分が使われるのかと思った・・・。
スタッフの方のお話では、ここを買い取った開発業者の好意で1階の一部を自由に使わせてもらえることになったそうです。どうせまもなく壊すから、好きに使っていいよ、ということらしい。開発されてしまうのは残念ではありますが、旧警察官舎のように人知れずひっそり消滅するより上等な最期かも。旧警察官舎のほうは、かつてイベントに使いたいと打診した人もいたと聞いていますが、全く脈なしだったそうですから。

スタッフさんによると、このビルは1階が店舗で上階が住宅という造りなのだそうです。これだけだったら今もよくあるありふれた複合ビルですが、説明を聞いて驚いたのは、もともとは1階で店舗を営んでいる人がその真上に住むという形だったという点。縦割りでその部分の所有者(地権者)だったそうです。テナント方式じゃなかったんだ。自営業のお店が合同で建てたということなんですね。縦割りなので、どうやら一つの入り口・階段からは、一定の範囲にしかアプローチできないという造りらしい。
あと2か月ほどの命というこの建物、最後に目に焼き付けておきたい方は、どうぞ今のうちにアート鑑賞がてら、訪れてみてください。ただし、上階にはまだ住んでおられる方がいらっしゃるそうなので、くれぐれも外観と展示場のみの見学で、お願いいたします。



by machiarukinote
| 2014-11-07 10:27
| 街歩きレポート
|
Comments(3)
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
柳川交差点って結局本当のロータリー交差点だった時期があったんでしょうかねぇ。
http://photozou.jp/photo/show/279741/28115721
http://photozou.jp/photo/show/279741/28115721
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鍵コメさま、よくわかりました。配慮が足らずご迷惑おかけしました。

