2013年 07月 28日
「清心温泉」再開1周年記念営業! |
『街歩きノオト』第17号で取材させていただいたレトロ銭湯「清心温泉」。前ブログでも説明したように、経営者が亡くなられて一旦廃業した銭湯を、サラリーマンの息子さんが一念発起して再開させた、という奇跡の(?)銭湯です。一部マスコミにも取り上げられ、今や隠れた人気沸騰中!(銭湯だけに…)。これからますます注目度は上がっていくのではないでしょうか。8月12日深夜、つまり13日0時10分から、ここを取りあげた20分のドキュメンタリー番組がNHKで全国放送されることも決定したそうですよ(→公式HP)。

そして今日は、再開から丸1年の記念すべき日。昨日は、刷り上がったばかりの『ノオト』を届けに伺いましたが、やはり今日も・・・、と連続で訪問しました。自称「番頭さん」(現在ここを切り盛りしている、前経営者の息子さん)いわく「幼稚園のお楽しみ会みたい」な手作りの飾りが建物の内外をささやかに飾っていて、ちょっぴりそれらしい雰囲気です。「番頭さん」のお姉さんも遠方から手伝いに来られていました。忙しそうな番頭さんに代わって、お姉さんとはいろいろおしゃべりできて楽しかった~。
銭湯の内部を改めてよく見てみると、気が付かなかった面白いモノがまだまだあります。

これ(↑)は「マグネット身長計」なるもの。鉄製のメジャーで、マグネットで背の高さの所に印を付けるのだそう。家電販売店がスポンサーになっているのが面白い。どこの電気屋さんかな、と思って文字を読んでみると「西奉還町通りナワテ局西隣」だって! ナワテ局って、“赤い鳥居の家”こと「畷(Nawate)」向かいの郵便局のことですね。ナワテというのはあのあたりの旧町名だそうですから。郵便局の西隣は今は空き地ですが、電気屋さんがあったんだ・・・。ふと思いついて、Googleマップのストリートビューで見てみたら、2008年9月撮影の画像ということで、ボロい電気屋さんらしき建物が写っていました!すでに廃屋っぽい感じですが。これが「エダ電化」か・・・。貴重な写真ですね。たった5年前なのに、今より古い家並みの充実度がスゴイ。画像が更新されたら見れなくなります。今のうちに拝んでおきましょう!

男湯脱衣場の壁に貼られた野球選手らのサイン色紙は再開「清心温泉」のちょっとした名物になっていますが、番台上から女湯寄りに貼られたミュージシャンの色紙もさりげなくスゴイ! 長淵剛、浜田省吾、吉田拓郎、そして尾崎豊!! 洋楽ファンだった私にも、このラインアップのすごさ分かります!皆、番頭が若かりし頃に自らもらったサインだそうです。来岡した機を狙うのが決め手だったとか。通学カバンに常に色紙とマジックペンを入れて歩くほどのサイン収集マニアだったそうですよ!
余談が長くなりましたが、ゆっくり湯を楽しんだあと、外に出て入り口わきの「焼き鳥テラス」に合流。すでに常連たちが集っています。聞けばささやかな“祝賀セレモニー”があるとのこと。あとは、再開の時の立ち上げ以来、「番頭さん」と苦楽を共にしている幼馴染氏夫妻の到着を待つばかり。長期密着取材中のNHKクルー(総勢2名)も準備万端待ち構えています。駆けつけた幼馴染氏夫妻、100円ショップで調達したという小さなクス玉、カメラの角度と撮影手順を確認するNHK取材班、妙に手間取って割られたクス玉、鳴り響くクラッカー、記念撮影に応じる「番頭さん」・・・と、わいわいガヤガヤ仲間うちで楽しく“セレモニー”は滞りなく挙行されました。めでたし、めでたし。
↓ セレモニーでポーズを決める番頭さん(右)と焼き鳥係のボランティア青年(左)。

この先も、古い機械や設備ができる限り長く持って、街と人を元気にするこの「清心温泉」が末永く続きますよう、心から祈っております。


そして今日は、再開から丸1年の記念すべき日。昨日は、刷り上がったばかりの『ノオト』を届けに伺いましたが、やはり今日も・・・、と連続で訪問しました。自称「番頭さん」(現在ここを切り盛りしている、前経営者の息子さん)いわく「幼稚園のお楽しみ会みたい」な手作りの飾りが建物の内外をささやかに飾っていて、ちょっぴりそれらしい雰囲気です。「番頭さん」のお姉さんも遠方から手伝いに来られていました。忙しそうな番頭さんに代わって、お姉さんとはいろいろおしゃべりできて楽しかった~。
銭湯の内部を改めてよく見てみると、気が付かなかった面白いモノがまだまだあります。


余談が長くなりましたが、ゆっくり湯を楽しんだあと、外に出て入り口わきの「焼き鳥テラス」に合流。すでに常連たちが集っています。聞けばささやかな“祝賀セレモニー”があるとのこと。あとは、再開の時の立ち上げ以来、「番頭さん」と苦楽を共にしている幼馴染氏夫妻の到着を待つばかり。長期密着取材中のNHKクルー(総勢2名)も準備万端待ち構えています。駆けつけた幼馴染氏夫妻、100円ショップで調達したという小さなクス玉、カメラの角度と撮影手順を確認するNHK取材班、妙に手間取って割られたクス玉、鳴り響くクラッカー、記念撮影に応じる「番頭さん」・・・と、わいわいガヤガヤ仲間うちで楽しく“セレモニー”は滞りなく挙行されました。めでたし、めでたし。
↓ セレモニーでポーズを決める番頭さん(右)と焼き鳥係のボランティア青年(左)。

この先も、古い機械や設備ができる限り長く持って、街と人を元気にするこの「清心温泉」が末永く続きますよう、心から祈っております。

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by machiarukinote
| 2013-07-28 23:58
| 街歩きレポート
|
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