【お詫び】最新号の納品が遅れています。 |
というのも、最近はバックナンバーの数が増えたこともあり(最新号納品の際には、大抵バックナンバーも補充するので)、印刷の量が半端ない、というのが苦しい言い訳です。ちなみに、普通の家庭用インクジェットプリンタで印刷しております。毎日毎日、一日中印刷しまくっても遅々として進まない。1冊印刷するのに一体どのくらい時間が掛かるんだろうと(今さら!)ふと考え、計ってみたら、1面3分。1冊13面なので、単純計算すると39分!
しかも20枚くらい印刷すると、一旦印刷をストップしてウィンウィン、ジージー、なんかメンテナンス作業みたいなことを勝手に始めるので、余計時間がかかる。機械に任せっぱなしにしておくと、知らない間に用紙やインクが切れてストップしていたり、もっと悪いのは、一部インクが切れたままヘンな色で印刷されていたり、湿気などで紙がよれて汚れが付いてしまったり、というパターン。やり直しで紙も時間も無駄になるし、やれやれ・・・です。結局、ほどんど付きっきりにならざるを得ない。
とうとう業を煮やし、印刷業者に出すことを決心しました。というわけで、現在、印刷屋さんに依頼して、作業を進めている最中です。こうなるのだったら初めから業者に出せばよかった、という話ですが・・・。日数の面でも、中途半端に一部自分で印刷してしまったという点でも、ロスだらけです。
業者での印刷はこれが初めて。今は、ネットで入稿してスピーディに印刷できる業者もありますが、これはほとんどお任せでいきなり印刷の場合が多いので、ちょっと心配。初めてだし、技術的なことも分からないし、結局、街の印刷屋さんにお願いしました。
私の場合、厄介なのは、原稿を「ラベルマイティ」という、ある意味特殊なソフトを使って作っている点です。「ラベルマイティ」は一般にシールとか名刺とかを作るのに使われているソフト。文字や写真のレイアウトが自由にでき、面の編集も簡単なので(つまり、1ページから順番に書いていき、あとで印刷・製本に適するよう24ページと1ページ、2ページと23ページ…というように組んでいける)、私は専らこれを便利に使っています。
しかし、このデータは、ラベルマイティを入れているパソコンでないと、開くことすらできない。もちろんそのままでは印刷業者も扱ってくれません。ラベルマイティの新しいバージョンでは、印刷業者にも出せるようにPDFファイルに変換できる機能が付いたというので、私も1年ほど前にそのバージョンに切り替えました。
そんなこともあって今回、業者での印刷に踏み切ったのですが、実際、業者さんにデータを渡したところ、普通に印刷するにはいろいろと不都合があることが分かりました。ラベルマイティのPDF変換機能は、ページ全体を一つの画像として変換するものでしかないため、印刷すると細かい文字が不鮮明になってしまうとのこと。技術的なことはよくわかりませんが、要するに印刷所で部分調整が難しいということらしい。それでも、いろいろ手間をかけ工夫して、何とかおかしくないくらいに調整してくれました。写真も、色調が変わるのは覚悟していましたが、あまりにもかけ離れている何枚かは調整をお願いしているところです。
いや~、こんなに手間暇かかるとは思ってもいなかった。多分、受けてくれた印刷屋さんもそう思っていることでしょう。しがない自家出版人とみて費用的にもだいぶサービスしてくれたようなのですが・・・。割に合わない仕事になってしまったかも(汗)。
これがうまく行ったら、今後は、初期の頃の号3~4冊を改訂した上で合本し印刷してもらおうかな、などと算段していましたが、そう簡単に行くかどうか。長い道のりになりそうです。
最新号の印刷は、たぶん、来週中にはなんとか出来上がるのではないかと予想しています。まだ納品できていない取り扱い店さん、いつもそこで買ってくださっている方々、また、奉還町方面で置いてもいいよと言ってくださっているお店などなど、大幅に遅れお待たせしてしまって申し訳ありません。
でき次第またこのブログでお知らせしますので、もう少々お待ちくださいませ。