【速報】金山寺本堂が火災、全焼? |
金山寺本堂は国の重要文化財に指定されている桃山時代の貴重な建物です。私としては、『ノオト』第11号で取り上げた報恩大師四十八ヶ寺に関連して、思い入れのあるお寺です。金山寺は四十八ヶ寺の元締めというかプロデューサー的立場の大寺なのです。ここは徒歩では行きにくい山の上なので、ちょうど4年前、車で連れて行ってもらい、初めてこの目で見ました。また行こうと思いながら、なかなか機会がないままになっていましたが、もう見られないかと思うと・・・。
笠岡・伏越遊郭の建物だった「旧・岡部医院」(『ノオト』第6号で取材)が火災で焼失した時も個人的にとてもショックでしたが、金山寺もまた別の意味合いで同じくらいショックです。一般的な文化財的価値から言ったら、今回のほうが損失がはるかに大きいわけだし。
↓ 金山寺本堂
以上、その時2008年12月に撮った金山寺本堂の写真。別の所に行ったついでに寄ってもらっただけなので、それほどたくさん撮ってはいないのです。本当に残念・・・。
話は変わりますが、『街歩きノオト』最新号の第16号(倉敷市酒津の卷)は、今のところ、蟲文庫、451ブックス、啓文社岡山本店には納品済みです。明日もいくつかのお店に持っていく予定ですので、済んだらまたお知らせします。