2011年 12月 01日
マニアック話で盛り上がるの巻 |
松島智里さん×白神恭子さんの二人展「彼方なるもの ~花の錬金術~」(於:岡山市北区内山下「ルネスホール 公文庫カフェ」)に行ってきました。白神さんは手作り石けん作家にしてグラフィックデザイナー、松島さんは紅茶研究家にしてオブジェ作家。今回の二人展では、アロマテラピーの専門家でもあるお二人が、香りをテーマに、それぞれの香りをイメージした作品を制作し展示しておられます。白神さんは石けんで、松島さんはコラージュ作品で。

手作り石けん作り手は岡山にもずいぶんいらっしゃるようですが、ナチュラル系ハンドメイド生活雑貨の世界(白や生成り色のフレンチテイストのお店に並ぶというイメージ)の作家さんが多い中で、白神さんはちょっとダークなアート系という異色の存在。石けんのネーミングも衒学的で、香りもよくある爽やか系というよりは、エキゾチック&ミステリアスなものが多い。元々手作り石けんの愛用者である私ですが、そんな個性的なところに惹かれ、このところ専ら白神さんの石けんを愛用しています。
今回は、実用的に使える石けんを展示販売するのみならず、その石けんを使ったオブジェ作品も出品され、ぐっとアート度の高い内容になっています。松島さんのコラージュも、マックス・エルンストばりの謎めいた作風で、公文庫カフェのスタイリッシュな空間にぴったり。松島さんは、今年6月の「ピエニ・トリ」に紅茶のお店を出店されていた時、お客としてちょっとお会いしたことがあります。(10月開催の第2弾は都合がつかず、泣く泣く断念。) お二人とも、本格的アートというかなり浮世離れした世界に遊びながら、石けんやお茶といった生活に密着したものも専門としている、という不思議なバランス感覚が面白く、魅力に感じています。
伺った日は、残念ながら松島さんにはお会いできませんでしたが、白神さんはたっぷりお時間をとってくださり、ゆっくり話をすることができました。石けんのネーミングに「金烏」「玉兎」「紫香楽宮」「ヴラド大公」「ヘロデアの娘」なんてのを見た時から、なんか話が合いそうだなとは思っていましたが、まさにその通り! この日も、吉備真備と安倍晴明と陰陽道の話、奈良や京都(や泉州信太!)の史跡の話、ユディット(敵将ホロフェルネスの寝首を刈ったユダヤの女傑)など歴史画・神話画の主題の話、70~80年代ロックの話などなど、どっぷりマニアックな話題で盛り上がりました。
傾向が何だか腐女子的と思われるかもしれませんが、むしろ、昭和末期のナマイキな若者文化(澁澤龍彦とか読んでたりするような)をそのまま引きずっている者同士とでも言いましょうか。おどろおどろしいもの、神秘的なもの好きだけど、決して霊感があるわけでも、そういうスピリチュアルなものを本気で信じているわけでもなく、ちょっと距離を置いて、知的(?)逍遥として楽しむという感じかな。私なぞはただのお気楽な好事家ですが。
というわけで、展示会のタイトルも内容もちょっとオカルティック・テイストですが、怖い人たちでも怪しい会でも決してありませんので、興味のある方は気軽に覘いてみてくださいね。(会期は12月12日まで。火曜定休)

手作り石けん作り手は岡山にもずいぶんいらっしゃるようですが、ナチュラル系ハンドメイド生活雑貨の世界(白や生成り色のフレンチテイストのお店に並ぶというイメージ)の作家さんが多い中で、白神さんはちょっとダークなアート系という異色の存在。石けんのネーミングも衒学的で、香りもよくある爽やか系というよりは、エキゾチック&ミステリアスなものが多い。元々手作り石けんの愛用者である私ですが、そんな個性的なところに惹かれ、このところ専ら白神さんの石けんを愛用しています。
今回は、実用的に使える石けんを展示販売するのみならず、その石けんを使ったオブジェ作品も出品され、ぐっとアート度の高い内容になっています。松島さんのコラージュも、マックス・エルンストばりの謎めいた作風で、公文庫カフェのスタイリッシュな空間にぴったり。松島さんは、今年6月の「ピエニ・トリ」に紅茶のお店を出店されていた時、お客としてちょっとお会いしたことがあります。(10月開催の第2弾は都合がつかず、泣く泣く断念。) お二人とも、本格的アートというかなり浮世離れした世界に遊びながら、石けんやお茶といった生活に密着したものも専門としている、という不思議なバランス感覚が面白く、魅力に感じています。
伺った日は、残念ながら松島さんにはお会いできませんでしたが、白神さんはたっぷりお時間をとってくださり、ゆっくり話をすることができました。石けんのネーミングに「金烏」「玉兎」「紫香楽宮」「ヴラド大公」「ヘロデアの娘」なんてのを見た時から、なんか話が合いそうだなとは思っていましたが、まさにその通り! この日も、吉備真備と安倍晴明と陰陽道の話、奈良や京都(や泉州信太!)の史跡の話、ユディット(敵将ホロフェルネスの寝首を刈ったユダヤの女傑)など歴史画・神話画の主題の話、70~80年代ロックの話などなど、どっぷりマニアックな話題で盛り上がりました。
傾向が何だか腐女子的と思われるかもしれませんが、むしろ、昭和末期のナマイキな若者文化(澁澤龍彦とか読んでたりするような)をそのまま引きずっている者同士とでも言いましょうか。おどろおどろしいもの、神秘的なもの好きだけど、決して霊感があるわけでも、そういうスピリチュアルなものを本気で信じているわけでもなく、ちょっと距離を置いて、知的(?)逍遥として楽しむという感じかな。私なぞはただのお気楽な好事家ですが。
というわけで、展示会のタイトルも内容もちょっとオカルティック・テイストですが、怖い人たちでも怪しい会でも決してありませんので、興味のある方は気軽に覘いてみてくださいね。(会期は12月12日まで。火曜定休)
by machiarukinote
| 2011-12-01 15:12
| こぼれ話
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